2009年、冷戦は続き、いまだにベルリンの壁が残る世界。その陰で、ある秘密組織が政治的な境界線を超えて、人類に対するより大きな脅威についての情報を収集していた。UFOや未知の生命体に関する目撃情報は増え続け、国際的な緊張と混乱は高まりつつあった。目撃情報を寄せた者が行方不明となる事態が相次ぎ、エイリアンの活動が日を追うごとに大胆になってきているのは明白だ。一刻を争う事態である。
『知は力なり』:残念ながら、君が指揮権を引き継いだ時点では、エイリアンについての情報は無いに等しい。世界各地で戦闘を重ね、敵の正体を掴む必要がある。地球外生命体との死闘を制し、研究用サンプルを回収すれば、科学者たちが装備を改良し、徐々にエイリアン侵略の謎が明らかとなっていく。
- 『様々な種類の敵』:敵はそれぞれ異なる能力、弱点、戦い方を持つため、常に気は抜けない。また、回収したエイリアンの死体を解剖することで、弱点を知ることができ、適切な対策を講じることができる。
- 『もう一つの脅威』:君はエイリアンと戦うだけでなく、彼らと協力関係にある「クリーナー」と呼ばれる人間のエージェントとも戦う必要がある。「クリーナー」の登場により、様々な交戦地点や敵兵、そしてミッション目標が与えられる。エイリアンの目標や目的のために働く「クリーナー」たちは、エイリアンの直接的な影響下にある。すなわち彼らに対する攻撃というのは、その主であるエイリアンに対する攻撃を意味する。「クリーナー」の基地に潜入し、データを入手することで、どこまで陰謀が進行しているのか探ることができる。
- 『戦闘手段の選択』:戦闘は、敵軍とその戦法について知るチャンスでもある。爆発物や手榴弾、ミサイルを使用して敵を迅速に排除するか、より慎重に解剖やリバース・エンジニアリングのためにエイリアンの死体や彼らのテクノロジーの確保を優先するか、UFOを撃墜し、その墜落現場を調査することで更なる情報を得るために航空戦力の開発に力を入れるか──テクノロジーと装備の両面において、敵は人間よりも優位に立っている。どのような選択をしても、犠牲は覚悟しなければならない。
「地球規模で行われる対エイリアン戦争」エイリアンは無差別に攻めてくるため、世界中の拠点に部隊を配備させておく必要がある。作戦の合間に休憩や回復、補給や研究を行い、来たる敵との再戦に備えておこう。本作は複雑なシミュレーションのため、同じキャンペーンは2つとなく、わずかな意思決定の違いがゲーム全体に大きな影響を与える。
- アラスカの小さなレーダー基地が、ベーリング海峡に異常を検出。カムチャッカとユーコンの空軍基地は調査のためにジェット機をスクランブル発進させる。それぞれ複数の敵機を追跡し、海上で撃墜。数千マイル離れたイタリアのレーダー基地は、アルジェリア基地やフランスの空軍基地と連携し、イベリア半島でのエイリアンの活動を阻止するために動いている。しかし、東南アジアでは、エイリアンたちは何度も警戒網をすり抜け、混乱を引き起こしている。そこでは新しい基地が目下建設中。複数の基地を建設、設計、管理せよ。そして、それぞれの基地に戦闘機や輸送機、レーダーアレイ、調査チーム工作員などを配備するのだ。グリッドベースの建設システムを使い、各基地のレイアウトを最適化。必要に応じて、探知や研究、生産、防衛もしくは緊急対応チームなどのいずれかに特化したような基地も有用だろう。
- 航空機や車両、武器や防具、その他の戦場用装備を取得するために、あらゆる手段で研究を進めよう。戦場の地形や装備の組み合わせによって、作戦遂行の手段は決まる。機械化された戦闘プラットフォームや車両があれば、障害物を突破したり、破壊的な兵器の使用が可能となるため、多くの状況を有利に進めることができる。ただし、その代償として、エイリアンの死体や装備から貴重な資源を回収することは難しくなる。研究ツリーは膨大で、アンロック可能なプロジェクトは100以上。自分だけの戦略や戦術でエイリアンの脅威に立ち向かえ。
- エイリアンの技術をあらゆる装備に転用し、自律型戦場戦闘プラットフォームやセントリーガンを開発し、前方作戦基地や拠点の防衛を支援せよ。技術チームに十分な時間や資金、そして資源を投資すれば、脅威に対抗するために必要な装備を整えることは可能だ。しかし、そうしたリソースはいずれも不足している。生身の工作員の被害を最小限に抑えるために、自立型戦闘プラットフォームの生産に注力するか。さらなる問題に対処できるように、兵員輸送機の増産するか。それとも、エイリアンの戦隊に対する迎撃能力の向上を図り、戦闘機の武装を改良するか。
- 拠点に建設した訓練センターでは、実戦経験ほど効果的ではないが、ダウンタイムを利用して兵士の戦闘能力を向上させることができる。ミッションでは、実際の戦闘行動に応じて兵士の能力が向上し、その働きに応じて勲章を獲得することも可能となっている。
空中戦・地上戦を問わず、エイリアンとの交戦には君の戦術的な手腕が試される。戦闘は非常に危険な行為であり、位置取りや弾薬、射線、そして援護など要求されることは多い。多くの工作員が傷を負い、命を落とすことになる。一方、死闘から生き延び、経験を積んだ者たちは、これから訪れる危機に立ち向かえるようになる。
- UFOの目撃情報に応じて戦闘機をスクランブルし、自ら戦闘機を操り、リアルタイムの戦闘に挑め。燃料ゲージや付近の格納庫との距離に注意しながら、パイロットたちに標的と飛行ルートを指示し、自軍を勝利に導くのだ。一対一の戦闘に持ち込む必要は無い。エイリアンの先進的な重装備の宇宙船が現れたら、持てる最高の戦闘機で編成された飛行戦隊を送り込むのだ。階層的な戦略と空中戦は密接に関係しているため、世界中の拠点を結ぶネットワークの構築計画が非常に重要となる。
- 様々なミッションやその目標を達成すべく工作員を送り込め。しかし、敵も黙って見つかるのを待っているわけではない。エイリアンたちは知恵を働かせて物陰に潜み、地の利を活かし、こちらの視界に入らないところから攻撃を仕掛けてくるだろう。最大限、作戦の成功率を引き上げるためにも、偵察部隊を効果的に用い、奇襲による殲滅のタイミングを伺うのだ。
- 戦場は危険に満ちている。こちらが追い詰めようにも、脅威たるエイリアンが黙って見過ごすわけがなく、我々の損失は避けられない。戦争は「地獄」だ──エイリアンの侵略に対抗するため、多くの兵士が自分の命を捧げることになる。ベテランの部隊は貴重な存在だが、たとえ新兵でも戦闘に対応できるだけのスキルを持っていることを忘れてはならない。彼らが明日のベテラン兵士になれるどうかは、君の腕にかかっている。
『Xenonauts 2』は独立したストーリーで構成されているため、シリーズのファンだけでなく、前作『Xenonauts』をプレイしていない初めての方にも、ストーリーを追って楽しんでいただけるようになっています。過酷な戦い、奥深い階層的戦略、緻密に仕上げられたシミュレーション─地球と人類の存亡をかけたダークで、死と隣り合わせのストーリーがあなたを待っています。
最低:
- 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows® 10 (64-bit)
- プロセッサー: Intel® Core™ i5-4300M / AMD® Athlon™ II X2 250
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA® GeForce™ GT 630 (2 GB) / AMD® Radeon™ HD 6670 (2 GB) / Intel® HD Graphics 4600
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 5 GB の空き容量
推奨:
- 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows® 10 (64-bit)
- プロセッサー: Intel® Core™ i5-750 / AMD® Phenom™ II X4 965
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA® GeForce™ GTX 650 (2 GB) / AMD® Radeon™ HD 7770 (2 GB)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 5 GB の空き容量
- 追記事項: 1080p resolution / SSD
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