作品概要
『漆黒のシャルノス』は、ライアーソフトから発売されたアドベンチャーゲーム。ライアーソフトの第24作であり、スチームパンク・ホラーADVと銘打っている。企画原案・シナリオは桜井光。全10幕。
本作はFullvoice ReBORN Editionとしてスキップ機能の追加、新ボイスの収録、新規ビジュアルの追加などを盛り込む。
ストーリー
比類なき蒸気都市と謳われる大英帝国首都、ロンドン。機関革命によって、世界は一変していたのだ。異常なまでに発達した蒸気式の機関(エンジン)は、今やエネルギー発生装置としての役割だけでなく、超高度な演算を果たす情報機械や飛空挺、巨大飛行船までをも生み出すに至った。
テムズのほとりのコンドミニアムに暮らす女学生、メアリ・クラリッサ・クリスティ。
運命の1905年の10月のあの日。
あの夜、機関街灯の明かりも及ばない暗がりの中でメアリは男と出会った。
黒色に身を包んだ男。彼が差し伸べた黒い手は、メアリを非日常へと誘った。
すなわち、夜闇に潜む《怪異》と言う名の "誰も信じていなかった" はずの幻想の化け物たちが牙を剥き、無辜の人々を次々と襲う、愛されざるべきロンドンの暗黒の一面へと。
登場人物
アリ・クラリッサ・クリスティCV:かわしまりの
主人公にしてヒロイン。黄金瞳こと妖精瞳の少女。
蒸気都市ロンドンにて穏やかな日々を過ごしていたが、親友であるシャーリィを助けるために『M』と契約し、《怪異(メタ・クリッター)》のもたらす数々の事件に関わっていくこととなる。具体的には、《怪異》をおびき寄せるための "餌" となって、恐怖に押し潰されそうになりながら夜のロンドンを駆け抜けるのである。
The M
CV:越雪光
本名不詳、通称『M』。もうひとりの主人公。
蒸気都市・ロンドンの闇に出現した《怪異》を特殊な方程式によって破壊して回る謎の人物。
「犯罪の帝王」と呼ばれる所以の多くは、『M』ではなく《教授》と呼ばれる結社の別人物が担っているという。
シャーロット・ブロンテ
CV:野月まひる
ウェールズの資産家・ブロンテ卿の娘で、王立碩学院史学科に通う少女。通称シャーリィ。
メアリの同級生であり、絵本執筆という同じ趣味を持つ大の親友。同年代のメアリやアーシェに比べて落ち着いた性格で、頭脳明晰。成績も優秀。
1905年、《怪異》と遭遇した影響で覚めない眠りに就いてしまう。
アーシェリカ・ダレス
CV:金田まひる
メアリの親友のひとりで、学年はひとつ下。通称アーシェ。イングランド系貴族・ダレス家の三女。王立碩学院ではメアリやアーシェとは異なる数学科1年生であり、成績優秀。
貴族の一員ではあるものの、碩学院に通うことで社交界とは距離を置いている。
モラン大佐
CV:桜川未央
外見年齢は20代に見える、恐らくは女。年齢不詳。
秘密結社《西インド会社》によって肉体を改造された機関人間であり、『M』の直属の部下。影のように彼に付き従う。
寡黙で、『M』にのみ従順。彼の命令すべてを確実に遂行する。
最低:
- OS *: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i3 2.00 GHz
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Intel® HD Graphics 3000
- DirectX: Version 9.0
- ストレージ: 7 GB の空き容量
【Windows】: 〇【Mac】: ×【Linux】: ×